レザーバンドの素材について
レザーバンドは、使用する皮革素材で様々な表現が出来ます。その一部を紹介します。
素材の種類
ワニ革 | |||
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ワニ | クロコダイル | パプアニューギニア アフリカなど |
レザーとして最高級の素材となります。 高級ブランド・ハイクラスウオッチなどに使用されています。 |
アリゲーター | 北米 | ||
サイドワニ | カイマン | 南米 |
※ワニ革はワシントン条約 (CITES:サイテス)でその輸出入を厳しく管理されています。
牛革
- カーフ 生後3~6ヶ月以内の子牛
- キップ 生後2年ぐらいまでの中牛
- ステア 生後2年以上の成牛
牛革は、さまざまなシーンで使用され、特にキップとステアが一般的です。
カーフは牛革の中では最高の価値があり、表材はもちろんの事、高級グレード品の裏材にも使用されております。
その他
- トカゲ革
インドネシア等のリングトカゲが有名 - オーストリッチ(ダチョウ)
南アフリカで養殖され、染色済みのものが世界中に出荷されております。
レッグと言われる脚の部位も使用されます。 - ピッグ(豚)
主に国産でまかなえる素材であり、海外へも輸出しています。 - シャーク(サメ)
- ヘビ(ダイヤモンドパイソンが有名、他に水蛇など)
- ゴート(山羊)・シープ(羊)
それぞれ小さいサイズをキッド・ラムと呼ぶ - コードバン(馬の臀部)
人工皮革・合成皮革など
安価品のバンド表面にも使用されておりますが、一般的には芯材や裏材に使用されております。最近はナイロン(スポーツ・アウトドア系に多い)・布生地(デザイン系に多い)などを使用したバンドも増えました。