レザーバンドの各部位名称
一般的にバンドは、時計ベルト・時計バンド・ウォッチストラップなどと呼ばれています。
各部位の呼称も呼ばれ方が様々あり、統一されていません。
当ページでは一般的な両引バンド(2つに分かれ、画像の上下で留めるタイプ)の代表的な名称をいくつかご紹介いたします。
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①
美錠側 12時側・B側・親側とも呼びます。
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②
剣先側 6時側・A側・子側とも呼びます。
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③美錠・バックル
バンドを留める部品。外側の「ガク」と④のツク棒からなっています。(バンドとはバネ棒で留められています)形状は多種あります。素材はSS(ステンレスチール)、BS(真鍮)、アルミなど。
※最近は三ツ折式(Dバックル)タイプがあり多く使われています。着脱操作が楽でバンドのダメージが少ないなどのメリットがあります。
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④ツク棒
⑦のアジャスト穴に差し込み、固定するためのパーツです。
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⑤剣先 ※代表的な剣先形状
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⑥定遊革
上部に固定された定革(ていかく)とフリーに動く遊革(ゆうかく)からなっています。
装着したときに剣先を留めるパーツです。
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⑦アジャスト穴(小穴・剣先穴)
装着時にツク棒が通る穴。数個空いていて、手首周りの太さに合った箇所にセットしてアジャスト(調整)できます。
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⑧ツク穴
ツク棒をセットするための穴。
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⑨カン合部(バネ棒通し穴・エンドピース)
バネ棒で時計とセットするための通し穴。
■ バンドの厚み
バンドの厚みは様々ありますが、中心部に丸みをつけて盛り上がらせることがあります。 これを「甲丸」と呼びます。
■ サイズについて
Aをカン幅(ラグ幅)Bを美幅と呼びます。
(カン幅)−(美幅)で表記します。